今回はトラック制作していて、何か派手めな効果音が欲しいなと思った時に、役立つピッチエンベロープについてみていきたいと思います。
1.ピッチエンベロープとは?
エンベロープはシンセの音作りで、時間的変化を調整するパラメーターです。 ピッチエンベロープとは、VCO(オシレーター)へエンベロープをかけて、ピッチ変化を得るという音作りになります。
シンセの音作りの中でも、ピッチエンベロープいじりは過激な音作りの部類に入ると思います。
EDMのトラック制作においては、必要不可欠な音作りになると思うので、ぜひ、調整するポイントを理解して、使いこなしてほしいと思います。
シンセによって様々な操作方法で、ピッチエンベロープを適用すると思いますが、
基本的にADSR型のエンベロープをVCOへのアマウント量を調整することにより、
ピッチ変化の深さをコントロールするものが多いようです。
具体的には、サイン波、矩形波、ノコギリ波などの波形をVCOで選択して、
そこへエンベロープをアマウント量を調整しながら適用していきます。