今回はEDMを含めDTM音楽制作でのミキシングに重宝するフリーVSTプラグイン、
そのなかでも。これは入れておきたい!というVSTエフェクトを紹介していきます。
本当に多くのフリープラグインのVSTエフェクトがありますが、その中から特にサウンド作りへの即効性が高い
リミッター/マキシマイザー系のものを見ていきたいと思います。
それでは早速まいりましょう!
注意!紹介する中には、既にリンク切れのものあるかもしれません。
1.「W1 Limiter」
有名なマキシマイザープラグイン「Waves L1」のクローン。
プロ御用達のプラグインブランドWavesの定番マキシマイザーをモデリングした、
フリーVSTプラグインです。
トラックにインサートして、ちょこっと調整するだけで、音圧がグッとパワーアップします。
2.「Plektron Comp4」
4バンドのマルチバンドコンプレッサーです。
4つの周波数帯域を個別に音量をコンプレッションして、サウンドにメリハリを与えてくれます。
実用的な使い方としては、
マルチバンドコンプ→マキシマイザーという順番でエフェクトをかけることが多いです。
サイドチェーン機能も搭載されているので、キックをスイッチにコードシンセをコンプレッションするとか、
細かいサウンド作りもできそうです。
Plektron Comp4のダウンロードはこちら
3.「BuzComp GranComp3」
3バンドのマルチバンドコンプレッサー。
個別のトラックにかけてもよし、マスタートラックにかけてもよしという、マルチに活躍してくれそうな、
マルチバンドコンプレッサーです。
フリープラグインでは、定評のあるシリーズです。
4.「TLs Maxmizer」
ミックスダウンやマスタリングでかなり役立つマキシマイザー。
マスタートラックにインサートすれば、トラック全体の音圧アップがカンタンに行えると思います。
TLs Maximizerのインストールは「フリーのマキシマイザーVSTプラグイン : TLs Maximizer & TLs Pocket Limiter」を参考に。
5.「LoudMax」
パラメーターが2つのみのシンプル操作なマキシマイザー。
その名の通り、音圧をMAXレベルにカンタンに引き上げてくれます。
ここまで、定評のあるフリーVSTプラグインを挙げてきましたが、
これらのオーディオエフェクトは、かけると確かに効果絶大です。
6.まとめ
しかし、くれぐれもかけ過ぎにご注意ください!
音圧がアップするということは、それだけ音の大小の差も小さくなり、
音量が均一化されて、メリハリが弱まってしまいます。
波形で見ると、焼き海苔みたく平たくなり、聴いた印象もメリハリのない、
のっぺりとした、ただ音量がでかいだけの疲れるサウンドになってしまいます。
そこらへんを見極めた上で、効果的に使ってあげる必要があります。
リミッター/マキシマイザーの効果的な使い方は、ぜひ身に付けておきたいですね!