今回はEDMトラック制作において、コード進行を組み立てる上で、かなり役立つテクニック、
「オンコード」
についてお話していこうと思います。
1.音楽に出てくるオンコードとは?
オンコードというのは、ベース音を一定の音で保持し続けるテクニックです。
オンコードによって、どのような効果があるかというと、
ハーモニーが変わってないようで変わってくみたいな、
全く勉強してないようで、めちゃ出来がいい人みたいな、クールさが生まれます。
まあ例えがよくわからなかったかもしれませんが、
オンコードを知っておくと、かなりコード進行を組み立てるときの幅が広がります。
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2.オンコードの具体的な例
具体的な例を挙げると、
|Am |Em/A |F/A |G/A |
とか、よく使われたりします。
オンコードは別名、分数コードとも呼ばれていて、分母がベース音、分子が和音として鳴らされます。
上記の鳴らし方は、ペダルトーンとも呼ばれるオンコードの鳴らし方で、
クールさを演出する鳴らし方ですが、もうひとつベースラインを際立てセルなら仕方があります。
|C G/B |Am G |Dm C/E |F/G G |
というコード進行がよく歌モノポップスなどで、よく使われるのですが、
実は分子の和音だけ鳴らしていっても成立するんですね。
|C G |Am G |Dm C |F G |
となりますね。
このふたつを聴き比べてみると、そっくりな流れだけど、
どこか印象が異なるかと思います。
3.オンコードのまとめ
このようにして、コード進行の鳴らし方に変化をつけることもできるんですね!
コードを一定にひとつのコードを鳴らしておいて、ベース音が変化していくという手法もよく使われます。
ぜひオンコードも活用して、より有機的なトラックも作っていってもらえたらと思います!