前回は、EDM での作曲 トラックメイクに必要なもの② オーディオインターフェイスについてお伝えしていきました。
作曲、トラックメイクに必要なものとして、 基本的には、
・PC
・DAWソフト
・オーディオインターフェイス
・MIDIコントローラー
・モニタースピーカー
・シンセサイザー
ただいま順を追って紹介させていただいてます。
今回はEDMの音楽制作に適したMIDIコントローラーを、 いくつか紹介していこうと思います。
DTMで必須!MIDIキーボード
DAWソフトを活用して音楽制作を行っていくためには、 少なからずリズムやフレーズの打ち込みが必要になります。
DAWソフトのベースになっているのは、演奏情報の修正、編集なので、 鍵盤タイプのMIDIコントローラーがあるのとないのとでは、 作業効率に雲泥の差が生まれます。
メロディやコードの打ち込みはもちろん、リズムの打ち込みにおいても、 ドラムキットの音色は鍵盤上に配列されているのが基本になるので、 MIDIを理解するためにも、導入しておけると何かと便利です。
現在は、様々なタイプのMIDIキーボードがありますが、 大きく分けて、 据え置きタイプとモバイルタイプに分けられると思います。
据え置き型MIDIキーボード
鍵盤のサイズが標準タイプで、音域も両手で演奏できる程度の幅があるタイプを差します。
最も標準的なのは、鍵盤の数が61鍵盤タイプのものです。
これを基準に、より広い音域をカバーしたい方は、73鍵、76建、88建などがあります。
ある程度、鍵盤での演奏ができてリアルなアコースティックピアノの演奏などを表現したい方は、 このタイプになると思います。
Roland ローランド MIDIキーボードコントローラー A-800PRO-R 61鍵
モバイル型MIDIキーボード
こちらは最低限のメロディやコードが弾ければOKという方に向いています。
音域も2オクターブの25鍵盤のタイプが主流です。 設置スペースもコンパクトで、持ち運びにも適したサイズです。
基本的にカンタンな演奏だけ弾くとか、ステップ入力がメインという方に向いてます。
KORG コルグ 25鍵 USB-MIDI キーボード NANOKEY2 BK ブラック
MIDIキーボードは自分が制作する音楽ジャンルによって、 ある程度絞られてくると思います。
ライブパフォーマンスも安心!鍵盤タイプ以外のMIDIコントローラー
パッドタイプ、ツマミタイプがあります。
ABLETON LIVEを使用されているクリエイターで多いのが、 こちらのタイプのMIDIコントローラーです。
パッド型MIDIコントローラー
それらを叩いたりして、打ち込みや演奏をコントロールします。
最近では、バックライトがカラフルに光って、動作状況を知らせてくれるものが増えています。
Novation Liveコントローラー LaunchPad S
ツマミ型MIDIコントローラー
これはトラックボリュームを調整したり、フィルタリング処理したり、エフェクト量を変化させたりと、 DAW上のさまざまなパラメーターを操作するのに適しています。
Novation MIDIコントローラー Launch Control XL
まとめ
このように、MIDIコントローラーはいくつかのタイプに分けることができますが、 オールインワンで全てのタイプを組み合わせたタイプもあるので、 目的に応じて、選択する必要があります。
ディリゲント RELOOP USB/MIDIコントローラ KeyPad
次回は、音楽制作の要でもあるモニタースピーカーについてお伝えしていきます!