前回、
EDM での作曲 トラックメイクに必要なもの① では、
作曲、トラックメイクに必要なものとして、
基本的には、
・PC
・DAWソフト
・オーディオインターフェース
・MIDIコントローラー
・モニタースピーカー
・シンセサイザー
が必要というお話をして、PCとDAWソフトについてお伝えしました。
1.DTMで必要なオーディオインターフェイスについて
今回は、まず3つ目の
オーディオインターフェースについて、お伝えしていこうと思います。
このオーディオインターフェースとは、音楽制作に特化した音の出入り口になる機材です。
もちろん、PCにははじめからマイク端子とヘッドホン端子が搭載されていますが、
それだと音楽制作するためには少々非力なのですね。
まず第一に音質があまり良くない。
PCは精密機器なので、様々な部品がPC内部で動作しているため、いろんなノイズを発生させやすい環境です。
さらに使用している部品なども、コストダウンのために必要最低限のスペックに抑えられていることが多いです。
そのため、音を録音するときも再生するときも、ノイズが混入したり、過大入力で音が割れやすかったりするリスクが高くなります。
その点、音楽制作向けのオーディオインターフェースであれば、音質の向上、動作の安定性アップなど、
快適に音楽するためのスペックが重視されているのです。
様々なランクのものがいろんなメーカーからリリースされていますが、
PCとMacそれぞれで定番のものを、独断と偏見で紹介させていただきます。
2.PCでの音楽制作で定番オーディオインターフェース
Roland ローランド オーディオインターフェイス QUAD-CAPTURE UA-55

3.Macでの音楽制作で定番オーディオインターフェース
APOGEE(アポジー) iOS機器/Mac対応USBオーディオインターフェイスApogee Duet for iPad & Mac DUET-IOS-MAC


いろいろなレビューを見てても、どちらの製品も評価が高いです。
実際に、私も友人の使用しているのを触らせてもらったりしましたが、
音質も上々で操作もすぐ慣れることができそうな、シンプル設計な感じでした。
特に、これから音楽制作始めるぜ!という方は、ぜひチェックしておくといいと思います。
4.EDM での作曲 トラックメイクに必要なもの② まとめ
とにかく、音楽は耳から入ってくるものなので、できる限り整った音環境で、
音楽制作していくことが重要です。
アコースティック楽器などもピンからキリまで、様々なランクのものがあるように、
電子機器であるDAW周辺機器も様々なランクのものが存在します。
シンプルに考えると、それはある程度「値段に比例する」というものでもあります。
制作スキルをアップしつつ、音楽制作システムもそれに合わせてアップデートしていくというのが、
音楽を志すものとしては理想的ですね。
それでは、次回はEDM制作にマストなMIDIコントローラーについてお伝えしていきたいとお思います!